愛宕神社 夏季大祭 宮司挨拶

「日本書紀」には、崇神天皇の御世の

疫病鎮遏の事を記されております。

そこには疫病が息み、世の中が鎮まるまで

丸三年を要したと記されています。

未知なる疫病は、今でも変わっておりません。

今、人々は便利な道具を手にしながらも、

多くの人々が孤独感を強め、孤立しつつあります。

やはり人間は「人の間」に生きるものでしょう。

大祭後に御神酒があるのも神と人・人と人を

結ぶのに用いられております。

閉塞感のある現状を打破出来ます様に、

更に愛宕大神様の御心に叶います様に、

祭祀(お祭り)に励む所存でございます。

本日は、厳しい暑さの中、夏季大祭にご参列賜わりまして、

誠に感謝申し上げます。 本日は、有難うございます。

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